
タフトは「青空SUV」のキャッチフレーズを持つ個性的な軽クロスオーバーSUVです。
タフトの主な特徴、デザイン、機能性、安全性能などを詳しくご紹介します。
タフトってどんな車?
タフトは、一言で言うと「日常の使いやすさ」と「週末の楽しさ」を両立させた、個性的な軽クロスオーバーSUVです。
1. タフト最大の特徴:軽自動車で唯一の「圧倒的な開放感」
タフトの最大のアイデンティティであり、他の軽自動車と決定的に違う部分です。
- スカイフィールトップ(ガラスルーフ)を全車標準装備
- 軽自動車としては珍しく、前席の頭上に大型のガラスルーフを全グレードで標準装備しています。
- シェードを開ければ、頭上に青空が広がり、まるでオープンカーのような別格の開放感を味わえます。
- ガラスにはUV&IRカット機能があり、日差しが強い日は開閉式のシェードで調整も可能です。
2. コンセプトは「タフな道具」(Tough & Almighty Fun Tool)
車名が示す通り、「道具」としての実用性とタフさが追求されています。
- スクエアでタフな外観デザイン
- 角ばったフォルムと、大きく張り出した樹脂製のフェンダーアーチ(タイヤ周りのカバー)が特徴で、軽自動車ながら本格的なSUVの頼もしさを感じさせます。
- 汚れを気にしないフレキシブルスペース
- 後席の背もたれと荷室の床面が**すべて樹脂製(プラスチックのような素材)**になっています。
- これにより、キャンプ道具や釣り具など、汚れたり濡れたりした荷物を気にせず積むことができ、手入れも水拭きで簡単です。
- 高い走破性
- 最低地上高が190mmと高く(一般的な乗用車より高め)、雪道やキャンプ場への道など、多少の悪路でも底を擦る心配が少なく安心です。
3. 日常を快適にする充実した先進装備
軽自動車の枠を超えた快適機能も搭載しています。
- 電動パーキングブレーキ
- 多くの軽自動車ではまだ珍しい、電動パーキングブレーキを搭載しています。
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- 上級グレードには、高速道路などで前を走る車に合わせて自動で加減速・追従する機能が装備されており、長距離運転が非常に楽になります。(「X」「Xターボ」を除く)
- スマートアシスト
- ダイハツの予防安全機能が充実しており、夜間の歩行者検知にも対応した衝突回避支援ブレーキなどを搭載し、安全運転をサポートします。
タフトの基本的なグレード構成
タフトの全グレードで、「スカイフィールトップ(ガラスルーフ)」と基本的な「スマートアシスト(安全機能)」は共通で装備されています。
タフトG

タフトX

| グレード名 | エンジン | 主な特徴 | 価格帯(2WD・税込) |
| X | 自然吸気(NA) | ベーシックモデル。装備はシンプルで燃費重視。 | 138万円台〜 |
| Xターボ | ターボ | Xにターボエンジンを搭載。高速走行などでパワーが欲しい人向け。 | 151万円台〜 |
| G | 自然吸気(NA) | 上級装備が充実。快適機能とデザイン性が向上したメイングレード。 | 160万円台〜 |
| Gターボ | ターボ | Gにターボエンジンを搭載。最上位の快適性と走行性能を両立。 | 168万円台〜 |
※上記に加え、全グレードで2WD(FF)と4WDが選択可能です。
2. 「X」と「G」の主な装備の違い(Gグレードで追加されるもの)
約10万円ほどの価格差で、Gグレードには快適性・デザイン性・安全性が大きく向上する装備が追加されます。
| 装備の違い | Xグレード | Gグレード/Gターボ |
| 高速道路支援 | なし | 全車速追従機能付ACC(停止まで対応) |
| 操作性 | なし | 電動パーキングブレーキ |
| 快適装備 | なし | 運転席・助手席シートヒーター |
| 内装 | シンプルな黒基調 | オレンジのアクセントカラー、革巻ステアリング、ボックス付アームレスト |
| 外装 | スチールホイール(黒) | アルミホイール、ルーフレール、LEDフォグランプ |
【選ぶポイント】
- X/Xターボ:タフトの見た目とスカイフィールトップがあれば十分で、主に街乗り中心、予算を抑えたい方におすすめ。
- G/Gターボ:高速道路をよく使う、快適性や質感、先進の運転支援機能が欲しい方におすすめ(特にACCと電動パーキングブレーキは大きなメリット)。
3. 特別仕様車(クロム/ダーククロム ベンチャー)
G/Gターボグレードをベースに、外装の加飾で個性を際立たせたモデルです。
タフトGクロムベンチャー

| 特別仕様車 | 主な特徴 |
| G/Gターボ“クロム ベンチャー” | メッキ加飾(グリルなど)を施し、上質感と華やかさを強調したデザイン。 |
| G/Gターボ“ダーククロム ベンチャー” | ダークブラックメッキやガンメタリック加飾を採用し、より精悍で引き締まった武骨さを強調したデザイン。 |
特別仕様車は、タフトの個性をさらに強めたい、自分だけの特別な一台にしたいという方におすすめです。
ダイハツ タフトのメリット・デメリット
メリット(強み)
タフトを選ぶ最大の理由となる、他車にはない魅力です。
1. 圧倒的な「スカイフィールトップ(ガラスルーフ)」による開放感
- 【唯一無二の体験】 軽自動車で唯一、全車標準装備の大型ガラスルーフが、運転席・助手席の上空に広がり、車内の閉塞感を一掃します。信号待ちや山道を走る際、頭上の景色を楽しめ、ドライブの楽しさが格段に上がります。
- 【実用的な快適性】 UV&IRカット機能付きで日差し対策もされており、開閉式シェードで光を遮ることもできます。
2. 汚れを気にせず使える「タフな実用性」
- 【手入れが簡単】 後席の背もたれと荷室の床面が全面樹脂製になっており、水や泥などで汚れた荷物を積んでも、サッと拭き取れます。アウトドアやペットとのお出かけに最適です。
- 【高めの最低地上高】 190mmと確保されており、SUVとして悪路や雪道での走破性に優れ、日常からレジャーまで活躍します。
3. 充実した先進装備と走行性能
- 【快適装備】 上級グレード(G/Gターボ)では、高速道路での運転を格段に楽にする全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)と電動パーキングブレーキが標準装備されており、軽自動車の概念を超える快適さです。
- 【デザイン性】 スクエアで武骨なSUVデザインが個性的なため、「自分らしい車」を求めるユーザーから高い支持を得ています。
デメリット(注意点・弱点)
タフトの設計上、特に後部座席周りに注意すべき点があります。
1. 後席の居住性や荷室のアレンジに制限がある
- 【後席スライド不可】 後部座席にスライド機構がないため、後席の足元スペースを前後に調整できません。広さに柔軟性がなく、軽スーパーハイトワゴン(タントなど)と比べると不利です。
- 【リクライニング不可】 後席のリクライニング機能もなく、長距離の移動で後席に乗る人にとっては快適性が犠牲になります。
2. スカイフィールトップゆえの設計上の懸念
- 【頭上の熱・日差し】 ガラスにはカット機能があるものの、シェードが布製(手動)であるため、特に夏場の炎天下では、金属ルーフの車に比べて頭上からの熱を感じやすい場合があります。
- 【前席重視の設計】 スカイフィールトップは前席のみに装備されているため、後席の開放感は前席ほどではありません。
3. 燃費性能・静粛性は標準的
- 【燃費】 軽自動車全体で見ると、特別に良いというわけではなく標準的です。特にターボ車は、パワーと引き換えにNA車よりも燃費が劣ります。
- 【静粛性】 軽SUVというカテゴリーであるため、高級セダンや上級ミニバンと比べると、高速走行時のロードノイズや風切り音が大きく感じられることがあります。
おすすめな人・避けるべき人
| 項目 | おすすめな人 | 避けるべき人 |
| ユーザー | 趣味やレジャーを重視し、個性を求める人。 | 後席に人を乗せることが多く、快適性を重視する人。 |
| 重視する点 | 開放感、タフなデザイン、汚れにくさ。 | 室内空間の広さや柔軟なシートアレンジ、低燃費。 |
| 主な用途 | 普段使い+キャンプ、釣り、スノーボードなどの趣味。 | 家族全員での長距離移動、送迎がメイン。 |
さいごに
タフトは、「軽自動車の利便性」と「本格SUVの楽しさ」を高いレベルで両立させた一台です。
「週末のアウトドアも楽しみたいけど、毎日の買い物にも使いやすい車がいい」
そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、このタフトです。
もし今、あなたのカーライフに「遊び心」と「開放感」をプラスしたいと考えているなら、ぜひ一度、タフトに試乗して、あのスカイフィールトップの下で空を見上げてみてください。
きっと、あなたの毎日がもっと楽しくなるはずです!
キュート福山店でも、タフトのお取り扱いがございます!!
店頭にも展示車がございますので、気になられた方はぜひ!
キュート福山店へお越しください☆


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